【重要】痛み止めで赤ちゃんが腎障害に!

痛み止めで赤ちゃんが腎障害に!

数あるサイトから、この記事を読んで頂き、本当にありがとうございます。

薬剤師&上級心理カウンセラーのファーマシストが運営する【スマホde薬剤師塾】にようこそ!新人から中堅薬剤師向けサイトです。

このような方におすすめです。

☆妊婦さんの相談を受ける薬剤師

☆産婦人科の処方せんを調剤する薬剤師

☆ドラッグストアの勤務されている方

☆妊婦の方

ドラッグストア、薬局で妊婦さんから薬の相談を受けると、15年前は緊張していました。

20年以上薬剤師経験を積むと、落ち着いて相談に乗ることできるようになりました。

そこで、

「妊婦さんに痛み止めを使った場合、赤ちゃんが腎障害」になるリスクについてお話しします。

赤ちゃんはいつから尿を出すの?

赤ちゃんは妊娠8週から11週から尿を出すようになります。

かわいいもので、

妊娠24週で 1時間にたった5ml

スポイトで水を出すような微量です。

それが、妊娠32週になると

1時間に50ml(コップ1/3)の尿を出します!

結構多いので、驚きです

妊娠中期以降になると、

ママのお腹の羊水のほとんどは、赤ちゃんの尿になります。

赤ちゃんはママのへその緒を通して

栄養をもらって→尿羊水になっている。

上手くママの体の中で循環していると感心

妊娠中期以降に羊水が減っていると

赤ちゃんの尿を作る機能に異常がある可能性?が

つまり

赤ちゃんの腎臓に異常が疑われます!

原因は?

様々ありますが、

この度、

米国食品医薬品局(FDA)が

妊婦さんが痛み止めを服用すると

赤ちゃんが腎機能障害になるリスクが高まると警告を発しました。

FDAとは

FDAとは、 Food and Drug Administrationです。

日本語では「米国食品医薬品局」

アメリカ合衆国保健福祉省の属する政府機関

つまり、日本の「厚生労働省」の仕事を行っています。

ミッション

「医薬品、生物学的製剤、医療機器の安全性、有効性、安全性を確保することにより、公衆衛生を保護する責任を負っていること」や、「人々が医療製品や食品を使用する際に、正確で科学的根拠に基づいた情報を入手できるように支援することで、公衆衛生の向上に貢献する責任を負っていること」

 

【妊婦】痛み止めの危険性

妊娠20週以降の女性が痛み止め(NSAIDS)を服用すると、赤ちゃんの腎機能に障害を発生する危険性がある。このように、米国食品医薬品局(FDA)が発表した。

危険な痛み止め(NSAIDS)

市販薬(OTC薬)にも含まれているので薬剤師に相談が必要

成分名と(代表的な市販薬の名称)

アスピリン(バファリン)

イブプロフェン(イブ)

ロキソプロフェンナトリウム(ロキソニン)

アセトアミノフェン(タイレノール)は

痛み止めの中でもNSAIDSではないので、

医師は妊娠初期から妊娠中期 27週までは

アセトアミノフェンを処方します。

ちなみに

アセトアミノフェン(丸石)の添付文書には

  1. 妊娠後期の婦人への投与により胎児動脈管収縮を起こすことがある。
  2. 妊娠後期のラットに投与した実験で、弱い胎仔動脈管収縮が報告されている。と記載があります!
    妊娠後期(28週から40週)の方には服用をお勧めできないです。

まとめ

妊婦さんに、

アスピリン、イブプロフェン、ロキソプロフェンナトリウムに処方されているときは注意が必要

妊娠27週以下の場合は、医師にアセトアミノフェンを提案してみてはいかがでしょうか?

妊婦のお客様から、市販の痛み止めの相談を受けた場合は、

話を聞いた上で

他の疾患等のリスクがあるので

産婦人科医への相談をお勧めください。

産婦人科医からアセトアミノフェンの処方が出たら、妊婦さんに安心できる正しい情報を伝えてください。

 

最後まで、

読んでいただき本当にありがとうございます。

あなたのお役に少しでも立てたなら、

うれしいです。

今後も記事を書いていきますので、

よろしくお願いします。

 

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